めだかについて【基本編】

◆めだかのタイプ◆
◎体型・・・普通体型(一般的なめだか)
だるま体型(普通体型より短く丸い)
光体型(上下のヒレが大きく尾がひし形)
ひれ長(上下のひれや尾が長い)
◎目・・・スモールアイ(目が点)
出目(目が出ている)
目前(目が斜め前に向いている)
◎その他・・・アルビノ種(色素が欠乏したメダカ、赤い目が特徴)

◆サイズの目安◆
Sサイズ・・・・~1cm
Mサイズ・・・1cm~2cm
MLサイズ・・2cm~3cm
Lサイズ・・・・3cm~4cm
XLサイズ・・・4cm~

Sサイズは成長過程で色柄がまだはっきりしていないため販売には適しません。
Lサイズ、XLサイズは生後1年~2年たっている場合が多いため、こちらも販売には適しません。

◆オスメスの見分け方◆
【オス】
背びれの付け根に切れ込みが入っている。
尻ビレの形は平行四辺形で先端がギザギザしていて、メスに比べて大きい。

めだかオス
【メス】
背びれに切れ込みがなく、丸みがある。
尻ビレは台形でヒレの先はギザギザしていなく、オスに比べて小さい。
おなか辺りがふっくらしている。

めだかメス

◆飼育に必要なもの◆
◎水槽など容器・・・睡蓮鉢・水槽・発泡スチロール・バケツ等(水面の広いものが良い)
◎めだかのえさ・・・めだか用の餌(テトラの餌で代用可)
イトミミズ・赤むし・ミジンコ・ゾウリムシなど生餌
◎網・・・生体を傷つけないような柔らかい網がオススメ
◎水・・・必ずカルキ抜きした水を使用(1日汲み置きした水でも可) 1匹あたり1リットルが目安
◎生体・・・繁殖を考えるならペア(オス・メス)

※底砂利・水草・エアレーション・フィルター等はお好みで

飼育容器は窓際など太陽の光が1日3時間以上当たる場所がおすすめです。
安定しない場所や落下の恐れのある場所、電化製品の近くなどには置かないように。

◆水について◆
◎水温・・・3度~38度
◎飼育に適した水温・・・12度~26度
◎最適phは6.5~7.5

※お住まいの地域により水質が違うので一番最初の水合わせは慎重に行ってください。

急激な水温の変化は苦手です。
設置場所により直射日光で日中、急激に水温が上がる場合は
カーテンやよしずなどで日陰を作って急激な温度上昇は避けましょう。
やむを得ず水温差のある環境に移動させる場合は、水合わせを慎重に行ってください。

◆水替え◆
水質の悪化は病気の引き金となります。

夏場は、1週間に1回程度の水替えが必要です。水槽内の1/3程度の水を交換してください。
冬場は、2週間に1回程度の水替えをしてください。
ただし、水替えの頻度はそれぞれの水槽環境・飼育環境によって違ってきます。
水の状態をよく観察し、慣れてくれば自分の水槽の環境を把握できるようになると思いますので
自分の水槽に合った水替えのペースで行ってください。

◆水合わせについて◆
※お住まいの地域により水質が違うので一番最初の水合わせは慎重に行ってください。

水質や水温の急激な変化に弱い生き物です。
『今まで生活してきた飼育水』と『これから生活する水槽の飼育水』の
水温・水質などの環境の差をできるだけ小さくし、めだかに負担を与えないようにすることを『水合わせ』といいます。

※めだかを購入前に水槽を立ち上げて、水の準備(カルキ抜き)をしておいてください。

【水合わせの手順】
1.ビニールごと水槽に浮かべて2、30分
2.袋の中の水を1/3程度捨てます。(水槽に入れず捨てる)
3.水槽の水を袋に入れます。
4.10分程度待ちます。
5.2~4を3回~5回繰り返します。
6.袋より生体をすくい、水槽へと放ちます。

※水合わせの時点で元気のない個体は別容器に移動させメチレンブルー等で薬浴させてください。

◆えさについて◆
食べ残さないようにあげることが基本です。(水質悪化防止)
2~3分で食べきる量を与えてください。
水温の上昇と共に餌の量、回数は増え夏場で1日2~3回。
逆に冬場は水温の下降と共に餌の量は減り、10度を下回ると餌は必要ありません。

稚魚用・成魚用と用意をするのが好ましいですが、成魚用を小さくすりつぶして稚魚に与えても大丈夫です。

めだかの餌が手に入らない場合には、テトラの餌でも代用可能です。
早く大きくするにはミジンコやゾウリムシなど生餌などもおすすめです。
1週間程度なら餌を与えなくても大丈夫なので、旅行などで家を空けても大丈夫です。

◆産卵について◆
【産卵の条件】 オスメスがいること
水温・・・18度以上
日照時間・・・13時間以上

繁殖活動は18度から、20度を超えると卵を産み始めます。
日本の場合、5月頃~9月頃までが産卵シーズンとなります。

メスのお腹に卵がぶら下がっているのを見つけたら、水草やシュロなど産卵床を入れます。
産卵床に卵をくっつけたら、産卵床を取り出して別の容器へ移します。
有精卵は黄色く、指で触っても潰れない固さがあるので産卵床から有精卵だけを取り出して
別容器に入れる方法もあります。
※親めだかの水槽で稚魚が孵化した場合、食べられてしまうので要注意。

途中、白くカビが生えた卵(無精卵)は取り除きます。

卵の孵化には太陽の光は必須です。十分に太陽の光に充ててあげましょう。
適温な水温で太陽の光を十分に受けた卵は10~14日ほどで孵化します。

◆稚魚について◆
【えさ】
孵化後3日目から1日に3回餌を与えます。
生後2週間ほどは不安定な時期なので、しっかりと餌を与え餓死しないように気を付けましょう。
稚魚用の餌がない場合は、成魚用の餌を稚魚の口に入るサイズにすりつぶして与えてください。

【飼育環境】
吸い込まれる恐れがあるので稚魚にはエアレーション・フィルターは使わないでください。
屋外飼育の場合は、ボウフラや昆虫にも気を付けましょう。

生後2,3週間もすると大きさに個体差が出てきます。
小さい子はエサが十分に当たらなかったり、つつかれたりしますので
大きい子を別の容器に移動させてあげると、小さい子もしっかり育つことが出来ます。

【水替え】
稚魚は水質・水温の変化に特に弱いです。
多くの水で飼育するなどして水替えは極力控えましょう。

汚れが気になる場合は、1/3程度の水の交換をします。
稚魚を流してしまわないように気を付けましょう。

餌のあげすぎなどで油膜が張る場合は、ティッシュやキッチンペーパーを水面に広げ、取り除きましょう。
餌の量を見極め、水質悪化を予防しましょう。

親めだかの口に入らないサイズ(2cmほど)になったら、親めだかと同じ水槽に入れても大丈夫です。

◆病気について◆
毎日しっかり観察してください。
元気のない子、泳ぎ方のおかしい子、食欲のない子、早めに見つければ治療できる場合もあります。
症状の出た個体は別容器に隔離し、水槽はリセット(全水替え&清掃)してください。
薬がない場合は、0.2%~0.5%の塩浴がおすすめです。

◎体表に白いポツポツ→【白点病】
細菌の感染によりヒレが壊死します。
グリーンF、メチレンブルー等で薬浴します。

◎鱗がささくれだっている→【松かさ病】
水質の悪化や体力の低下により感染します。
隔離後、グリーンFゴールドの薬浴で治癒する場合があります。

◎体に綿がついている→【水かビ病】
水かビによる感染症です。体表の傷から感染する場合があります。
グリーンF、メチレンブルーでの薬浴が効果的です。

◎尾の先がギザギザしている→【尾ぐされ病】
過密飼育・ストレス・水質悪化で発症します。
ニューグリーンF・グリーンFリキットで薬浴します。

◆地域ごとによる注意点◆
◎水温が高い地域での飼育は、なるべく大きい容器が好ましいです。
水温が高い方がめだかが活発に動き、水中の酸素をたくさん使いますが、水温が高い水は酸素が少なくなるためです。
◎水温が高いと餌をよく食べ、糞をよくしたり、水中のバクテリアが活発なため水質の悪化には注意しなければなりません。
◎乾燥した地域では水の減りに気を付けましょう。
◎気温が5度以下になると冬眠状態となります。
水が凍っても、氷の下で生きることが出来るので水に氷が張る地域で 深めの容器での飼育がおすすめです。
●お住まいの地域により水質が違うので一番最初の水合わせは慎重に行ってください。